職場がきれいになる1本の線

忙しくなると机回り、受付回りが汚くなる、いつも以上に色々な場所に色々なものを置いてしまっている。

こんな状況はありませんでしょうか?

 

さぁ、整理・整頓しようと思っても、まず何をやったらいいか分からない、ということがあります。

そうしたときには、現場に区画線を1本、引いてみることをおすすめします。

区画線とは、モノの置き場を定め、それをだれが見ても分かるように表示した線のことです。整頓を根づかせるときの手法の1つです。

 

例えば、書類を高く積むことがる用なら壁に横線を入れて、

「書類を置くのはこの高さまでにしましょう」と決めます。そうすれば、これ以上、高く積まれることはないでしょう。

 

この方法は日本最大手の自動車メーカーの工場でも行われている手法です。

 

まずは、仮の基準でもよいので線を1本引くことが大切です。

線を引いてみて、現状をよく見たうえで修正をかけていけばよいのです。

 

基準がないまま動いてしまっている現場はたくさんあります。

仮の基準を作れば、それをもとに正常・異常が分かる状態になるのです。

 

整理整頓でお困りの場合は、まずは1本線を引いてみてください。

 

 

 

 

 

私たちは役立つ情報にあえて背を向けている

皆さんは

「退職金積立の額は、仕事仲間と比べてどうか」 

「同僚はあなたの強みと弱みをどう評価しているのか」

 

など、自分に役立ちそうな情報を知りたいですか?

 

ある大学研究者が2300人以上を調査したところ、平均して32%の人が望まないことが判明しました。

自分に役立つ情報にあえて背を向けているという結論になります。

 

なぜ役立ちそうな情報を退けようとするのでしょうか。

影響のありそうな要素が2つあります。

1つ目が

「行動可能であると感じられるのか」

ということです。

情報を知ってもそれに応じた行動が取れないだろうと感じると、その情報を欲しがらなくなります。

2つ目が

「自己イメージが傷つく可能性があるかどうか」

ということです。

例えば、

自分が職場でどれだけの時間を無駄にしてしまっているのかは知りたくない。

同僚が実際自分のことをどう思っているのかは知りたくない。

ということです。

知ることのメリットよりも心理的苦痛の方が大きくなると、自分に役立つ可能性がある情報であっても、不快な思いをさせられる情報を回避する傾向があるということが言えます。

 

自分の信念やエゴを守りたいという理由から反射的に何か情報を遮断していることはありませんか?

反射的に情報から目をそらすことと、後になってよりよい意思決定を行える可能性はトレードオフと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

今年のトレンドカラーを知っていますか?  

 2022年のトレンドカラーを知っていますか?

パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE)は、今年の“カラー・オブ・ザ・イヤー”として、青みがかった淡い紫“ベリーペリ(Very Peri)”を選びました。未来への期待を表現した色でもあるそうです。

 

パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーの選定はトレンド分析を基に慎重に行われます。パントン・カラー・インスティテュートのカラーエキスパートは、色に影響を与える世界中の多彩な領域を綿密にチェックし、テーマカラーを毎年選定します。

参考サイト:

https://www.pantone-store.jp/coy2022/

 

 

色彩心理学という言葉があるほど「色」というのは人々の行動に深く関係しています。

主な色のイメージをお伝えします。

 

赤色のイメージ

生命力、情熱的、勝利、成功、活動的、暴力的

神経を興奮させる色

 

黄色のイメージ

明るい 好奇心 軽やか カジュアル 危険 注意

基本的には明るいイメージを持たせるが一方では注意を促す色

 

オレンジのイメージ

開放的 楽しい 食欲 家庭 自由 温厚

 

紫のイメージ

魅惑 魅力的 ミステリアス 芸術 感受性 高級感 上品

 

緑のイメージ

自然 ナチュラル 穏やか 平和

 

青のイメージ

爽やか 誠実 信頼 清潔感

人間を冷静にさせる色

 

院内の装飾や掲示物、DMなどに使用する色を色彩心理学に基づいて作成すると、フードやサプリなどの購買意欲を高めることが出来るかもしれません。